内なる声と小林正観さん その2

2025年07月30日 09:03

うすうす感じていた(受け取っていた)が 言ってしまって良いんだ!!(◎_◎;)と
思った言葉…

『私たちの人生は、生まれる前に自分自身が書いたシナリオ通りに進んでいる』――小林正観さんのこの言葉

どんな家に生まれ、どんな環境で育ち、どんな人々と出会い、どんな人生を歩み、どのように人生を終えるのか――それらすべてが、魂がこの世に出る前に自ら選び取った設計図だというのだ。

その考えは、驚くほどに私自身の内なる声から聞こえていた感覚と一致していた。
それでもこれまでは、「そんなことまで言ってしまって良いのか」と、自分の中にとどめていた思いだった。
正観さんは、それをユーモアと共に語り、深い智慧に昇華していた。

もし本当にすべてがシナリオ通りであるならば――過去にどんな選択をしてきたとしても、悔やむ必要はないのだ。
その瞬間、その状況で、自分が選び取った「最良の判断」をしていた、ということになるから。


人生は努力で切り開くものだと思われがちだが、正観さんの考え方はそれとは異なる。
『努力は必要ない』とも説いておられる
何千、何万もの選択肢の中から、私たちはすでに選んでいる。そして今この瞬間も、そのシナリオの中を歩んでいる。


では、何もせずに流されれば良いのか?――そうではなく、「念を入れて生きる」ことが、最も大切なのだという。
目の前の人を大切にし、今この瞬間に心を込めて生きること。探し続けるより、今できることを丁寧にこなしていくこと。
それこそが、シナリオを生きる上で最も尊い行為なのだ。

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