先日、不思議な体験をした。
私は時々瞑想を行う。  
リクライニングソファーに座り、ゆっくりと息を吸って吐いて……。  
ぼーっとなって、ふと気がついた瞬間、ギョッとした。  
わ!
全く力を入れていないのに、腰から足だけがふわふわと宙に浮いている!!!!(◎_◎;)  
しっかり意識はあるし、目も開いている。  
驚いたものの、不思議とその状態を受け入れる余裕があった。  
だんだん興味が湧いてきて、その足をコントロールできることに気づいた。  
浮かせたり、おろしたり……そして何だかとても気持ちがいい。  
心も体も、とてもリラックスしていて、  
この状況が愉快で仕方がなかった。  
結局、戻ろうと思ったら、すぅーっと元の重力に逆らわない――いや、逆らえない体に戻ってしまった。  
その後、何回トライしても同じ体験はできなかった。
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こうして、私は幽体離脱に急に興味を持つようになった。  
幽体離脱と聞くと、私は身体から意識だけが抜け、ふわふわと宙に浮き、行きたい場所へ行く……  
そんなイメージを持っていた。
しかし、調べてみると幽体離脱にはいくつかの種類があるようだ。
1.  物理的な幽体離脱
体から意識が抜け出し、実際の空間を移動できるとされるタイプ。  
体験者は、現実世界の出来事を観察できると感じることが多い。  
2. 脳内現象としての幽体離脱
脳が作り出すシミュレーションのようなもので、第三者視点で自分を見る感覚が生じる。  
科学的な研究では、このタイプが主に検証されている。  
3. 夢からの幽体離脱
明晰夢の中で幽体離脱を体験するケース。  
夢の中で、自分の体から抜け出す感覚を得ることがある。  
4. 入眠時幽体離脱
眠りに入る際、意識が体から離れるような感覚を得るタイプ。  
金縛りの状態から幽体離脱に移行することがある。  
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私の幽体離脱のイメージとしては「1番目」か「4番目」だなと思いつつ……  
ふと、何年か前に友人が「ヘミシンクのCD」を貸してくれたのを思い出した。  
面白いからと勧められたものの、当時聞いた時には、体が抜ける感覚は得られなかった。  
ここでヘミシンクについて
ヘミシンク(Hemi-Sync)とは、左右の耳に異なる周波数の音を聞くことで**脳波を同期させる技術。  
アメリカのロバート・モンロー氏によって開発され、瞑想・リラクゼーション・集中力向上などの目的で利用される。  
ヘミシンクの音源には『バイノーラルビート』(両耳で異なる周波数を聞くことで脳波を誘導する技術)が組み込まれており、  
深いリラックス状態や変性意識(瞑想状態など)を促す効果があるとされている。  
さらに、『ヘミシンクを使うことで、体外離脱やスピリチュアルな体験ができる』とも言われる。
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幽体離脱について調べるうちに、CIAが詳しく研究していることを知った。  
公開されている機密文書を読んでみると、研究は1960年代から1970年代にかけて進められていた。  
冷戦時代、ソビエト(現ロシア)との超能力合戦?  
リモートビューイング(遠隔透視)が目的だったらしい。  
驚いたのは、そのリモートビューイングにヘミシンクを利用していたということ。  
もしかすると、ヘミシンクはリモートビューイングのために開発された……?  
私は完全に体から抜けるHOW TO幽体離脱を期待していたのだけど、  
CIAはヘミシンク推しなのか……。  
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そして、ちょうど「モンロー研究所レジデンシャルトレーナー」である坂本政道先生のYouTube動画を見つけた。  
そこでは、「自分の体の中にありながら意識が抜ける」「二つに分かれる(バイロケーション)」といった話が語られていた。  
意識を向ければ肉体を感じられるが、視点の中心は別の場所に行き、  
そこの様子が見えてくる。  
意図的に別の場所へ行ける。  
ヘミシンクでは、一般的にこの現象が起こるそうだ。  
(ただ、完璧に抜けてしまう人もたまにはいるらしい。)
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ああ……  
ヘミシンクは冷戦時代のリモートビューイングが目的だったから、こういう体感なのか。
敵を諜報しながら、リアルタイムで記録・報告するための幽体離脱。  
だから、こういう仕組みなのか……!  
なんだか妙に納得した。  
ヘミシンクを聞いたあの時の体が残ってる感覚は正しかったのね。
ただすっぽり抜けてしまう感覚を味わってみたいと思いつつ
足だけじゃ嫌なので完全に抜ける方法を模索してみます👍